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現状分析・問題発見・問題解決からなる9ヶ月の活動

 現状分析

 問題発見

 問題解決

企業と学生の協働による現状分析

分析から問題と原因の発見

仮説と検証そして問題解決            

インターン先企業選定について

インターン先企業は、自薦、他薦、学生からの希望などの中から選定されます。社長と学生間の会議を含めたコミュニケーションの頻度が高く、お互いの信頼関係を築き上げたプロジェクトは過去のコンテストにおいて良い成績をあげています。しかし、担当者まかせになっているプロジェクトは社長の考えを知るまでに時間がかかり活動が停滞してしまいます。それらのことからインターン先企業の選択の重要な要素として社長の積極的なプロジェクトとの関わり(コミットメント)が求められます。

 

企業と学生のマッチング

5月、インターン先として選定された企業は、プロジェクト参加希望学生に対して自社のプレゼンテーションを行い、学生の意思によって9ヶ月間のインターン先企業を選びプロジェクトが開始します。

 

企業テーマと目標設定

プロジェクトのテーマは①改善②創業・第2創業③グローバル化(インバウンド・アウトバウンド)の中からひとつ、もしくは①②③の組合せの中から選択されます。テーマと目標は、社長から学生に対して設定理由を含め提示、説明していただきます。

インターン先企業の自社分析・他社分析・現状市場分析など活動の基盤となる基礎データを収集。

街頭・店頭でのアンケート収集。前期コンテスト

では、インターン先企業の現状分析を発表します。

企業と学生の協働による現状分析

現状分析は、その後の問題発見・問題解決を行う上でプロジェクト活動の最も重要な取り組みです。

企業責任

インターン先企業の社長は、学生が現状分析に

必要として求める各種資料(決算データ、売上げデータなど)の提供と

その説明を直接お願いします。また関係者への

インタビュー対応など

積極的なご協力をお願いします。

学生責任

学生は思い込みや既成概念を捨て、社長からの説明を肯定的に受け入れ、理解する努力をします。また、社長や会社・関係者への報告や連絡を頻繁に行い、進捗状況の共有を行います。必要に応じた相談をします。

×

企業から提示される資料に基づき「自社分析」を

学生は思い込みや既成概念を捨て肯定的に取り組みます。また、企業の協力とサポートのもと「他社

分析」「市場分析」を行います。学生はその行動力をいかし必要に応じて現場でのアンケートなど情報収集にあたります。分析をするこの時期は、社長・企業、学生との相互の信頼関係を築き、よりよい

活動が出来るように、社長や企業には学生と頻繁に打合せを行っていただき、学生は社長・企業との

情報共有のため、報告・連絡・相談を怠りません。

学生は基礎的な知識や対応能力が不十分で、企業に失敗や様々なご迷惑をおかけする場合が発生するかもしれません。そのような際には、ブレイクスルー執行部へお知らせいただき、学生への責任追及ではなく、同じ失敗を繰り返させないための学びの場にしたいと考えております。

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現状分析を継続し、分析の中から何が問題なのか、何が原因なのかを追求し問題解決の糸口を発見します。中期コンテストでは学生の目線でインターン企業の問題点を主に発表します。

学生ならではの問題発見

現状分析の中から、学生ならではの

中立的な視点で企業の問題とその原因を追求し提言します。

「守」の現状分析を通じて、売上・

費用・商品・サービス、取引先や顧客との関係を理解し、必要に応じて専門家にアドバイスを受けながら、学生が情報を取るために現場に赴きます。

それらの行動から得る学生の気づきや感受から問題を発見に取り組みます。また、学生は、肯定的に受け止めた「守」の現状分析の中に、企業の常識では当たり前であっても、学生の感性から見れば、経営者同士の考え方の

違い、社員との思いのずれ、企業と

顧客との求めるものが異なっている

などの無視できない違和感を持ちます。「守」の現状分析とその違和感

から企業の問題とその原因を追求、

言語化し利害関係のない企業と顧客の間に立った中立的な立場から企業に

提言します。「守」の現状分析を継続しながら、企業の問題とその原因追求を深めます。

発見した問題に対して、仮説と検証を繰り返し顧客目線で問題解決に取り組みます。後期コンテストではインターン先企業社長から提示された「設定目標」達成への取り組みを発表します。

学生たちで発見した問題を

学生たちで解決する喜び

目標達成のために、問題解決の可能性を仮説と検証を繰り返しながら、答えを導き出していくという作業を行います。

「守」の現状分析をもとに「破」で

発見した問題の構造とその原因が明らかになると、解決に対しての可能性がいくつか見えるようになります。

そのような問題解決の可能性の一つ

一つを仮説と検証を繰り返してテーマに基づく目標を達成させるために、

答えを導き出していくという作業を

していくことになります。

チームが団結して問題解決することで、応援してくれる社長や社員、顧客と一緒に喜べる体験と、プロジェクト活動の中で学生が社会人基礎力を養うことを期待しています。

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Breakthroughは

福岡大学ベンチャー起業論の手法を基盤にした活動をおこなっています。

 

ベンチャー起業論は今年で20年目を迎える福岡大学の講義であり、「人生の経営者になる」という理念の元、講義とプロジェクト活動の2本柱で運営されています。「アクティブラーニング」をテーマに掲げ、実際に足を動かしながら学ぶことができるのが特徴です。

世界も見ても数少ない、最先端の学生主体で行う講義です。

 

講義ではオムニバス形式を採用しており、経営者だけでなく政治家や映画監督など多種多様な業界から毎回違う講師の方々が来られて

講義してくださいます。プロジェクト活動では、1チーム15名前後で構成されており、1つの企業やテーマに1年間インターンをし、

千利休の「守破離」という考えの元、企業や業界の課題や問題点などを解決していきます。2020年度のプロジェクトは全21チームあり、幅広い業界の企業様が協力してくださっています。

そして、今年はN P O法人A S I Aの支援するBreakthroughと結合し、より多種多様なプロジェクトが増え福岡大学以外の学生も

参加するようになり、お互いにより切磋琢磨し合える環境になりました。

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